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唐津城二の丸御殿跡にある早稲田佐賀中学。
(画像引用元:ウィキペディア)
今回は、卒業生の半数以上が早稲田大学へ進む穴場的な存在、早稲田佐賀中学をご紹介します。
まず、早稲田中、早稲田実業中、早稲田高等学院中の3校と難易度を比較してみましょう。
早稲田佐賀中と上記3校の中学受験での偏差値と比較すると、以下のようになります。
なお、偏差値はSAPIX、四谷大塚、日能研のいずれも2019年度の合格可能性80%偏差値となります。
早稲田佐賀の偏差値は決して低いものではなく、また2年前(2017年度)は四谷大塚偏差値で男子が50、女子が51でしたので、大きく伸びているのですが、それでも他の3校との間には10前後の差があり、早稲田系列の中では入りやすい学校と言えます。
早稲田大学の付属校・系属校全7校のうち、ほぼ100%が早稲田大学に進学する早稲田実業、早稲田高等学院とは異なり、早稲田佐賀から早稲田大学への進学者は卒業生の50~60%で、早稲田中に近い進学状況です。
一方で、2018年には東大に3名の合格者を輩出したほか、京大や阪大、九州大などの国公立大、全国各地の有名私立大への進学実績が見られます。早稲田大学への推薦枠を有しながら、他大学への高い進学実績を誇る同校は、様々な将来像を描くことができる貴重な環境であると言えます。とは言え、12歳のお子様に寮生活を経験させることに躊躇もあると思います。毎週末帰宅できるような距離の近い場所であればまだしも、佐賀県での寮生活となると不安を感じられることと思われます。しかし、そうした不安を払拭して余りあるメリットが寮生活にはあるのです。
[規則正しい生活習慣の構築]
早稲田佐賀の寮である「八太郎館」では、午前6:55に起床、朝食を済ませて8:20(中学1,2年)に登校完了、門限が18:20(中学1~3年)、夕食・入浴・洗濯を経て、23:00消灯となります。起床時間、消灯時間ともそれほどに厳しいものではなく、無理なく規則正しい生活習慣が身につくことと思われます。また、夕食後の19:30~22:40は全体学習の時間です。途中30分のリフレッシュタイムをはさみますが、2時間30分以上もの勉強時間は学習習慣を育成するに十分なものとなるでしょう。
[コミュニケーション力の育成]
「八太郎館」では中学1年から高校1年までは4人部屋での生活が基本となります(高校2年からは個室です)。同部屋となった生徒さん達とは濃密な時間を一緒に過ごすことになり、そこで生涯の友との出会いがあるかもしれません。また、他学年の生徒さん達との交流も、お子様にとって換え難い貴重な時間になります。通常の学校生活では部活動以外で先輩や後輩と交流を深める機会はなかなかありません。
寮生活は同学年との横のつながりだけでなく、他学年との縦のつながりも持つことができる、コミュニケーション力を育成するうえで恰好の環境と言えるのです。
次回は後編として、早稲田佐賀中の中学入試4科目の出題傾向をご紹介します。後編は明日6月16日(日)午前11時に配信予定です。
早稲田佐賀中学校の学校HPはこちらです。
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