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今回より、『日能研 算数攻略ポイント!』は5年生、4年生の生徒様方へ向けての内容となります。
※4年生は後期よりテキストの改訂がありますため、改訂テキストの内容が確認でき次第、攻略ポイントをお知らせします。
差集め算・過不足算・つるかめ算について学びます。解き方をただ丸暗記してしまうと、問題の難度が上がった際にミスがとても多くなってしまう単元です。差集め算であれば、「1人あたりの差が積み上がって全体の差になる」といった基本的な仕組みをまずはしっかり理解することが重要です。そのうえで、線分図や面積図といった図を活用することが問題を速く正確に解くためには必須になります。ここでも図のかき方をパターンで機械的に覚えるのではなく、なぜ線分がその長さになるのか、面積図のどの部分が同じ面積になるのか、といった基本的な図の成り立ちを理解するようにしましょう。今回習う単元はしっかり得点源にできれば、テストの偏差値が下がりきらず、いわば偏差値の下支えになるものばかりです。得意分野となるように、練習を重ねましょう。
「考えよう1」は差集め算、「考えよう2」は過不足算、と分類されますが、解き方は同じです。全体の差を1人あたりの差で割って人数を求め、それを利用して個数全体を求める、という展開になります。
問題の難度が上がると線分図や面積図が役立ちます。日能研では線分図が多く使われます。ただ、線分図は、すべて配り終えた最終的な図になるので、差集め算本来の仕組みである「1人あたりの差が積み上がって全体の差になる」というイメージがつかみにくいかもしれません。線分図にこだわらずに、他の図を活用することもぜひ試してみてください。
また、線分図をかく前段階として、「学びのとびら」にある図が参考になります。この図をテストでかくことは時間的にも無理がありますが、差集めの基本的な原理を視覚的に理解できる効果があります。ぜひ図をよく見てみてください。
典型問題に慣れたら、問4に挑戦してみましょう。問題のはじめに「情報のちがい」という言葉があります。やや抽象的に感じられるかもしれません。その場合は、言葉の意味にこだわりすぎず、まずは問題を解くことに集中しましょう。
この問4では。全体の差を正しく出せるかどうかがポイントになります。「余り・余り」や「不足・不足」のときはひき算で、「余り・不足」のときはたし算、といった安易な覚え方をしていると、こうした問題でつまずいてしまいます。なぜひき算になるのか、たし算になるのか、といった理由を、図を用いるなどしてしっかり理解しておきましょう。
「考えよう3」はつるかめ算です。既に習った内容なので、確実に式が立てられているか確認をしておきましょう。例えば、かめが何匹かを問われた際に、つるの足の本数で式を立てるといった基本的な流れがスムーズにできているかを、しっかり確かめてください。
上位クラスの人は、問9の長いすの問題を必ず解けるようにしておきましょう。この長いすの問題は、今回の単元の中でも難度が高く、かつテストで出題される頻度が高い問題です。いま理解しておかないと、ずっと苦手問題のままになってしまうことが多いです。余る、不足するといった言葉の意味が、基本的な過不足算とは異なりますので、図をかいて内容を整理するようにしましょう。
つるかめ算関連では、問8の2か所に穴がある表の問題と、問10、問11の、失敗したらペナルティが課される問題が頻出タイプです。ペナルティが発生する際の差の考え方に注意しましょう。問7の個数とりかえの問題も要注意です。解き方を知らないと手こずる問題ですが、(1)で提示された図を参考にすると理解が進みます。
また、テキストには類問がないのですが、お金などを「集める」タイプの過不足算を、一度解いておきたいところです。「配る」問題と線分図のかき方が異なるため、混乱しがちです。市販の問題集などで触れておきましょう。
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