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比について学ぶ初回になります。受験算数は比で決まる、といっても過言ではないほど重要単元です。なぜなら今後、これまで学習してきた単元の計算に比が絡むようになるからです。また近年では用語そのものの定義を問う入試問題が増えてきているため、言葉の意味も抑えておきたいところです。特に、比の定義や比の値、内積の項・外積の項あたりは重要です。
また、比を簡単にする、比を合わせる(連比・比合わせ)の計算がスムーズにできるよう練習しておきましょう。計算ができるようになったなら、問10、オプションの理解4や活用10,説明4といった文章題を解いて、比の計算への理解をより強固にしましょう。
「考えよう1」では比の意味と表し方、「考えよう2」では比の値について学習します。特に比の値は分数であることを忘れやすいので、確実に定着させておく必要があります。また、割合の考え方の復習にもなりますので、割合が苦手なお子様は、ここで復習しておくと良いでしょう。
「考えよう3」は比を簡単にすることがテーマになります。今後、比を計算ツールとして使うことを考えると、確実に習得しておく必要があります。特に分数同士の計算は、初めはお子様が戸惑うことが多いです。最初のうちは分母を最小公倍数でそろえてから計算するとうまくできるでしょう。
また、単位計算も出てくるので今のうちになれておくと後の単元で楽になります。特に時間、体積あたりは確実に覚えるまで反復練習しておくと良いでしょう。
「考えよう4」では比例式で□を求める問題となっています。イコールの左右を比べてすぐわかるものは問題ないですが、何倍になっているか分かりづらいものは「内項の積=外項の積」の計算でできるようにしておきましょう。また、ここでは使われませんが、「B×C=A×Dのとき、A:B=C:Dとなる」(つまり、逆もいえる)こともおさえておくと、後に役立ちます。
場合の数について学ぶ初回になります。場合の数の問題は思考力、そして調べる力を問われる問題が多く、難関校入試に頻出となる単元でもあります。今回は樹形図の使い方、順列の問題の解き方を学びます。入試本番では工夫を考え、調べ上げや計算で解く場面がほとんどですが、「全ては樹形図で表せる」という考え方を掴むのが今回の主な目的になります。安易に計算のやり方を仕込んで終わり、とならないように樹形図の使い方を徹底して学びましょう。
また、導入である「学びのひろば」の整備士の例や、91ページの「シナジー」は、「見落としを生じさせないようにルールを徹底する」ことを伝える例でもあります。ぜひしっかり読んで、今回で意識付けをしておきたいところです。
「学び1」は「実際に出される問題を総当りで行うとこうなる」ことを表す例です。もちろん、現実にはこのように行うことはほとんどないですが、「工夫によって手間を省く」ことを体感させます。
「学び2」で実際に手を動かして何通りかを体感させ、「学び3」で樹形図を用いて数え落としをなくす工夫を学びます。実際には1つ目の樹形図を書いた段階で、一つの数につき6通りできるので、6×4=24通りとしますし、計算ならもっと早く終わるのですが、まずは丁寧に調べ上げることを「やってみよう!」で徹底・実践させましょう。考え方としては、84ページの「ルールを自分で決めて数える」ことが重要になります。
また82・83ページの問題では、問3・問4が重要です。整数を作る問題では、0があるとき、同じ種類のカードが複数枚ある時の扱いに注意しましょう。
問5や85ページ問2、86ページ問4、87ページ問6では3桁の整数について触れています。入試で頻出の考え方になります。今の段階で定着させておくと良いでしょう。また、87ページ問8の「和分解」の考え方は難関校の場合の数でよく使われます。余裕があれば覚えましょう。
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