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今回から「速さ」がテーマになります。速さの3公式を使いこなせるようにすることが今回の目標です。
中学受験算数の最頻出単元のひとつである速さですが、計算自体はシンプルです。ただ、それを取り巻く単位変換や、問題のバリエーションの多さで苦しめられるお子様が多いです。今回で「速さの意味」と「速さに関する単位計算」をマスターできるように学習していきましょう。
また、計算のショートカットで「時速○km→秒速△m=時速÷3.6」などといった解き方もありますが、ただ覚えてしまうとミスを起こしがちです。必ず「なぜそうなるのか?」を理解した上で使うようにしましょう。
「考えよう1」では単位量としての速さの考え方を、「考えよう2」では実際に計算を、「考えよう3」では単位変換を使って速さを異なる単位で表す演習を進めます。
「速さ×時間=道のり」の式をもとに、速さ、時間、道のり、それぞれの求め方を学習します。学校などでは、「キ・ハ・ジ」といった図に数字を埋めて解く、といった解き方を教わることが多いですが、普段の計算で還元算ができるのであれば、わからないところを□とおいて計算すればよいでしょう。その際、単位がそろっているかの意識付けが重要です。速さの変換は、慣れるまでは距離・時間を片方ずつ考えていくと比較的やさしく計算することができます。
また、速さの問題は必ず単位換算がついてきます。単位換算が苦手な人は今回で必ず練習をして身につけましょう。例えば30分は1/2時間、とスムーズに変換できるようにならなくてはなります。まずは「考えよう3」の問題を全問正解できるように演習を重ねて、258ページの問4で練習しましょう。
次回以降は今回の内容を道具として使って行くことになります。例えるなら、計算問題における掛け算のようにスムーズに、そして素早く計算できることが大切です。今回の課題を通して、徹底的に練習しましょう。
今回のテーマは「線分図を使う」です。和差算・分配算という2種類の計算を通して線分図の使い方の定着を図る回になります。また、「和と差に注目する」視点は、中学入試において図形を含め、様々な単元で使うことになる重要なツールです。基本問題の演習を通して身につけていきましょう。
「学び1」で線分図を使った和と差の表し方を、「学び2」では、和と差の読み取り方を学習します。
185ページの2種類の線分図は用途に応じてどちらも使いますが、今回のメインは②の方になります。また、187ページの「やってみよう!」では実際に和差算の問題を扱います。必ず上段にある図の書き方を徹底的に覚え込みましょう。特に、差の区切りの縦線はしっかり揃えて書きましょう。この縦線の書き方が曖昧になると、間違いの原因となります。
また、下段の問2は全体の量が見えづらい問題です。まずは全体の量(ここでは24時間)が何かを確かめたうえで解き進めるように、気をつけましょう。
「学び3」は3種以上の関係を表す線分図になります。一番小さいものを基準にして線分図を書くと内容を整理しやすいでしょう。すべての線に区切りの縦線を書き込むことが解きやすくなるコツです。
「学び4」は分配算になります。特に線分図の書き方に気をつけなければならない問題です。189ページの線分図は「支払ったお金」なので、区切った縦線より右にはみ出した部分→多く払ったお金、区切りの間の足りない部分→払っていないお金、となることに注意しましょう。
また、191ページの「終わらないやりとり」はよくやってしまう間違いです。まずはこの問題をお子さんに考えさせてから、問4・問5を解くとよいでしょう。余裕があるようならば194ページの探求も考えてみるとよいでしょう。等差数列の和の考え方につながります。
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