No.1113 新5.6年生の皆様、塾が休講になる2月第一週に何をするか決めていますか?

6年生がいざ受験本番に挑む2月の第一週は各塾とも休講となりますが、その間に何をするのかを決めていますか?

今回の内容は以下4点です。

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1. 新6年生は入試問題を解いてみる。
2.一番復習しておきたいことを絞りに絞って実行する。
3.新学年の一週間をイメージして、計画表を作成する。
4.週間スケジュール表無料プレゼントのご案内。
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この貴重な一週間は、計画を立てておかないとあっという間に過ぎ去ってしまいます。今回は、この2月第一週に何をすべきかをお伝え致します。さらに、本文の最後にスケジュールの作り方のコツを添えて「スケジュール表雛形」の無料プレゼント(12/27締め切り)のお知らせもありますのでお見逃しなく!

週間スケジュール表の作り方のコツとスケジュール表雛形、記入例

 

1. 新6年生は入試問題を解いてみる。

新6年生は、いよいよ受験まであと1年です。コロナ禍前であれば、2月1日には入試見学に行くご家庭も多かったのですが(2月1日が平日の場合は小学校を休んででも)、コロナ禍の中、入試応援もなくなってしまいましたし、見学に行くという方はほとんどいらっしゃらないでしょう。これはコロナ禍によって一変したことの一つですね。

しかし、入試見学に行かなくても2月1日に入試の雰囲気を味わうことは出来ます。2月1日に志望校の過去問を解いてみるのです。新しい年度のものは、入試が近づいてから実施するように取っておきたいので、なるべく古めの年度のものを解くと良いでしょう。

入試1年前というこの時期に過去問とは早すぎるのでは?と思うかもしれません。しかし、例えば国語などは得意な生徒さんなら、結構スラスラ解いてしまうこともあります。また算数でも大手進学塾では小学5年生いっぱいで一通りの単元を習いますし、終わっていない塾でも5年生のうちに主要単元は習います。例えば、「ニュートン算」と「流水算」はやっていないけど他は一通り終わっている、といった具合です。ですので、1年前でも意外と多くの問題が解けるのです。

生徒さんの得意不得意や性格を考え併せて、得意な国語だけ取り組んでみたり、算数の大問1と大問2だけ解いてみたりするのもいいでしょう。とにかく工夫して周りよりも先に受験生としての自覚を促す機会にするのです。

過去問をやってみて、思ったよりも解ければ盛大に褒めて自信を持たせてあげましょう。小学生にとってお父さん、お母さんからの心からの誉め言葉は何よりもうれしいご褒美です。全然歯が立たなかった場合は、この時期に解けないのは当たり前で、いち早く実際の問題のレベルを体感することに意味があるんだよ、もう立派に受験学年の仲間入りだねと、上手く気分を盛り上げましょう。

2、一番復習しておきたいことを絞りに絞って実行する。

この一週間は塾が休みとはいえ、課題も出ますし、本当にあっという間に過ぎますので、勉強面ではあまり多くのことは出来ないと思って計画を立てましょう。

日頃の生徒さんの勉強している状況や、テストの結果を見ていて、気になっている点(復習したい科目、単元など)が複数あると思いますが、絞りに絞って1つこれだけはこの期間中に復習しようと決めましょう。

長い中学受験生活を、生徒さんのモチベーションをうまくコントロールしながら乗り切るには、「達成感」というものが非常に重要です。「この単元はしっかりと復習をやり切った!」というようなものを一つ作りましょう。

やりたいことがいろいろありすぎて絞れない、と思うかもしれませんが、そこは生徒さんに達成感を持ってもらう為です。最も重要だと思うものを決めて、他はバッサリと切り捨てましょう。やってみて余裕があれば他のこともやればいいだけのことです。

例えば、旅人算だけはしっかり復習しよう!とか、理科の電流だけは復習しよう!など、絞りに絞って「1点集中」で復習をしてみましょう。

3、新学年の一週間をイメージして、計画表を作成する。

また、新5年生も新6年生も新学年のカリキュラムが始まると、ほぼどの塾も通塾回数が増え、勉強量は1.5倍程度に増えますので、その覚悟をしておきましょう。

そして、これは2月第一週よりも前から始めて頂きたいのですが、2月から、どのような一週間になるのか、まずは仮に一週間の勉強スケジュールを組んでみましょう。現在は一週間のルーティンがだいたい固まっていると思いますが、新学年になるとそれがガラガラと崩れていきます。そして新しい一週間の流れを組み上げるのに1か月から2か月くらいかかってしまいます。試行錯誤の上計画を作成して、実行して、修正して、とやっているうちにそのくらいかかってしまうのです。この流れをいち早く確立することがとても重要です。2月の授業がスタートしてから試行錯誤して計画を立てるのではなく、今からスケジュールを立てておいて、授業がスタートしたらすぐに実行するのです。もちろん、今の段階で作る計画はだいたいのイメージで作成することになりますので、実際に始まってみるとその通りにはいかないでしょう。しかし、とにかくスケジュールに沿ってやってみることで、無理がある部分や余裕がある部分など改善点が具体的に見えてきますので、それを修正していくことにより圧倒的に早く一週間の勉強スケジュールを確立させることが出来ます。

計画を立てる際のポイントは、生徒さんの意見も取り入れながら一緒に作り上げた、という感覚を生徒さんに持っていただくことと、こまめに休憩時間を組み込んだり、場合によってはゲームの時間やyoutubeの時間を設けるなど“アメ”を上手く取り入れることです。

4、週間スケジュール表(スケジュールの作り方のコツと記入例)を無料プレゼント!

多くの親御様が、ワードやエクセル、その他カレンダーアプリなどを活用して計画を立てていらっしゃることと思いますが、ご希望の方には、スケジュールを作成をする際の参考として、スケジュール表とスケジュールの例を無料プレゼントさせて頂きます。
2021年12月27日(月)までに資料のご請求を頂きました皆さんに、「スケジュールの作り方のコツ」の説明を添えてスケジュール表と例を同封してお送り致します。スケジュール表ご希望の方は資料請求フォームの「ご質問やご不明点」の欄に「スケジュール表希望」と必ずお書き添えくださいますようよろしくお願い致します。
また、鉄人会にてすでにプロ家庭教師指導をさせて頂いている会員の皆様には、いつもの中学受験鉄人会教務BOXにアップしておきますので、ぜひダウンロードをして頂ければと思います。

最後に、新学年からのプロ家庭教師に興味をお持ちの方にご連絡です。

現在私共では2月ご指導スタートの予約を受け付けさせて頂いております。お蔭様で、多くのご依頼を頂いておりまして、徐々に各講師の新年度のスケジュールが埋まり始めております。まだ余裕はありますが、2月からスタートダッシュしたい!とお考えの方は、お早めにお声がけ頂けますとご要望に沿う講師の確保がしやすくなります。予約の場合も通常と同様に実際の担当プロ家庭教師の無料体験を受けて頂き、スタートすると決定するまでは一切費用はかかりませんので、ぜひご検討ください。

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