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最近では、学校情報を調べていると口コミサイトに辿り着くことが多いのではないでしょうか。そして、口コミサイトの情報が気になって気になって仕方がない、という親御さんもいらっしゃいます。
学校選びの基本は、学校に実際に足を運び自らその学校について感じ取る、というのが大前提となりますが、コロナ禍により学校イベントが減少・縮小しており、通常よりも口コミサイトから情報を得るということが増えている傾向もあるようですので、今回は口コミサイトとの上手な利用法をお話させて頂きます。
今回の内容は以下の4点です。
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1、結局、学校の口コミサイトって有害なの?有益なの?
2、外れ値に注意しましょう!
3、口コミサイトを賢く使う裏ワザ3選
4、黄色い表紙の『中学受験案内』でも紹介された「学校説明会チェックシート」無料プレゼント期間延長のお知らせ
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結論から申し上げますと、私は有益だと考えます。
では、口コミサイトから何について有益な情報を得ることが出来るのでしょうか。それは「どんなタイプの保護者・生徒がその学校に不満を持っているのか」ということです。
口コミサイトでは、書き込みをしているのが本当の保護者なのか、本当の生徒なのかというのがわかりませんので、100%信頼してはいけません。ただ、年々口コミサイトに寄せられる情報は増えてきていますので、ある程度のボリュームが出てくると信ぴょう性が出てきます。
それらの情報の中で、例えば、「校舎がきれい」とか、「駅から遠い」といったことは信ぴょう性が高いと思われます。これらに対する評価は書きこみをしている方々の個人差が少ない項目だからです。しかし、先生に対する評価や、在籍している生徒さんのタイプに対する評価、または学校のカリキュラム、指導方法に対する評価は、相性というものがありますので、評価に関する個人差が大きくなり判断が難しくなってきます。
しかし、多くの口コミを見ていくと、学校ごとにある程度共通点が浮かび上がってきます。
例えばA校について、「課題が多すぎる」とか「プリントが多すぎる」、「テストの点数が悪かった時に出される課題がきつすぎる」など、一言でいうと『勉強が大変だ』という口コミが多かったとします。
ここから何がわかるかというと、この学校に対して不満を持っているのは、おそらく「比較的ギリギリラインで合格した生徒さんや、ゆったりとした中高6年間を過ごしたいと思っていた生徒さん」だろうということです。
逆に、このA校で良い評価の口コミをしているコメントを注意深く見ると、成績に余裕をもって入学している場合が多くなるはずです。
A校とは逆に、B校については「勉強を頑張りたいと思うなら、他の学校が良いかも」とか、「先生も生徒も緩すぎる」など『勉強面が物足りない』という口コミが多かったとします。
これはつまり、この学校に不満を持っているのは「比較的余裕がある学力で合格した生徒さんで、バリバリ勉強を頑張りたいと思っている生徒さん」だろうということです。
わが子がこの学校に入学するとした場合、成績上位で入るのか、ギリギリ合格なのか、ということと、わが子はゆったり中高6年間を過ごしたいと思っているのか、バリバリ勉強を頑張りたいと思っているのか、この掛け合わせで考えれば、わが子とそれらの学校との相性がある程度推測できるのです。
このように、口コミ数が増えている今、特に在校生からの書き込みが増えているので、複数の口コミを集約して考えると、ざっくりと、わが子と学校の相性が見えてくるのです。
その学校に入学するとしたら、わが子の立ち位置はどのような感じになるか、ということをリアルに想像して、志望校選定に口コミサイトを活用すると良いでしょう。
外れ値とは、統計学において、他の値から大きく外れた値のことを指しますが、口コミの中にも、外れ値と言って良いほどに極端に評価が低いものが含まれています。ちょっとした私怨のようなものや、ごくまれなトラブルに巻き込まれてしまった場合など、遭遇する可能性が低いケースでの評価であったりすることが多いはずですので、このような極端に悪い口コミについては「外れ値」である、ときっぱりと捨てることが大切です。
とても気に入っている学校なのだが、たまたま見た口コミにかなりネガティブな評価があり、それが気になって志望校選びが暗礁に乗り上げている、というケースも実は意外とあるのです。もちろん、その逆であまりに良い評価についても同様です。
全体像を把握するには有益な口コミサイトですが、それは、極端な外れ値はバッサリ切り捨てることが出来るなら有益になり得る、ということなのです。
① 高校の口コミもチェックしてみましょう。
中学だけでなく、高校の口コミも見ておくと良いでしょう。特に高校受験がある学校では、中学からの内部進学組がどのようなイメージをもって高校入学生に見られているのかの傾向がわかります。生徒さんのタイプと合わせて考えていくことで、この学校に合いそうかどうかの判断の一つになることがあります。
② 高校進学基準について
中学受験をする前に高校に内部進学できるかどうかを気にすることはあまりないと思いますが、中高一貫校と言えど、場合によっては高校に上がれないこともあります。
高校への内部進学の基準について、どのような基準が設けられているかが口コミで詳しく書かれていることもありますので、念の為、そういった情報についても参考にすると良いでしょう。しかし情報が間違っていたり、古いということも十分考えられますので、気になる場合は、学校説明会などで学校に質問してみましょう。
③ 「陽キャ」と「陰キャ」
最近は、「陽キャ」「陰キャ」という言葉が子供たちの間ではすっかり浸透しているようで、口コミサイトでも「陽キャが多く、陰キャには合わない」などということや、その逆パターンのことが書かれていることもあります。「陰キャ」という言葉はあまり好きではありませんが、わが子のタイプは比較的おっとり大人しめである、とか、とにかく元気なタイプである、といったわが子のタイプと校風が合うかどうかを知る手がかりになるかと思います。年度やクラスによってがらりと変わることもあるでしょうが、口コミサイトも歴史が長くなり口コミ件数が増えていますので、それらの口コミの傾向によって在校生から見たリアルな校風が見えてきます。
以上いろいろとお伝えしてきましたが、あくまでも口コミサイトに惑わされて志望校選定が迷宮に迷い込むことを避ける為に、有効に使うとしたらこうしたら良いのではないかというご提案です。
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