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今回は、4月10日(日)に実施される合不合判定テスト第1回について、以下の5点をお話しします。6年生にとっては初めての合不合判定テストですので、いろいろな緊張や不安もあるかと思います。それを少しでも解消するためにも、ぜひこの5つのポイントをご覧ください。
算数の問題構成は次の通りです。第1問は計算問題で3問、第2問は一行問題で8問、第3問から第9問までが、それぞれ小問2問か3問から成る大問です。問題総数は25問で、配点は1問につき各6点、制限時間は50分で、150点満点のテストです。受験者数は数千人の規模です。
出題範囲は、今までの学習内容すべてです。一行問題では、各分野における基本内容の確認レベルの問題が出題されます。よって、ここでの全体正答率はかなり高いものになります。また、大問は、難易度から見て、ほぼ易しい問題から難しい問題の順に出題されます。ただし、必ずしも順番通りの難易度ではなく、第2問に難問が含まれていることもあります。得意分野かどうかということもありますので、全体を見渡して取り組んでください。
普段、週テストを受けている教室とは異なり、受験会場は希望した私立中学校になります。第一志望の学校を受験会場として選択することも可能性としてはあります。よって、周囲のテスト生が実際の競争相手である可能性が高くなることから、本番に近い雰囲気でテストを受けることになります。緊張した雰囲気の中でいかに実力を発揮するかといった、よい経験になります。そうした経験を何度か積むことで、必要以上の緊張感を生むことなく、実力を発揮するトレーニングにもなります。このことは、実際の中学入試に生きてくるでしょう。
前述しましたように、どの問題を正解しても、1問6点ですから、計算問題・一行問題を確実に正解することが大きな攻略ポイントになります。ただ答えを出すのではなく、しっかり正答することが必要になります。
気をつけて頂きたいのが、問題をきちんと読み、質問に合った答えを解答欄に書かなければ正解にはならないということです。当然のことと思われるでしょうが、受験生は時間を気にしすぎて、気持ちが焦るようで、せっかく式では正解まで行き着いているのに解答欄に誤った答えを書いてしまうことがあります。点数が下がってしまう落とし穴です。解答欄に書く際にもう一度、正しい答えかどうかを確認しましょう。
また、大問ですが、第3問や第4問は、かなり解きやすい問題が多いので、ここも確実に正答を出して進みたいところです。第1問から第4問まで全問正解であれば、90点になるのです。
第5問以降の問題であっても、設問(1)は、問題文をきちんと読むことで正答を得られる問題が多く、得点の可能性が大きくなります。また設問(1)の結果から、設問(2)が解答できるチャンスも生まれます。その意味で、可能な限り問題文を丁寧に読み、線分図などを使用して、問題内容を整頓することが大切です。
時間配分ですが、第1問から第4問までの取り組みに費やす時間は、30分弱を目安としましょう。残りの時間を第5問以降の問題に使いますが、第5問から第9問の問題については、得意分野の問題から取り組むこともよいでしょう。
ただし、5分程度考えても解法が見えない場合は、抜かして他の問題に進むか、あるいは他の問題の見直しに時間を使うようにしましょう。くり返しますが、問題文を丁寧に読み、計算を迅速かつ正確に進めることが大切です。
お子様がテストを受けている時間を利用して、ご父母向けの説明会があります。ここでは、入試動向、今後の学習の進め方、テスト結果からの学習方針、など有意義な話しがあります。情報収集を兼ねて、参考にされるとよいと思います。
以上、合不合判定テストに向けて、思いつくまま述べさせていただきました。よい結果を期待します。
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