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繰り返しの規則を利用して解く問題です。全体をわって商と余りを求め、同じかたまりが何組で半端がいくつなのか調べるというのが共通した解法です。
「考えよう1」は繰り返しが現れるまで書き出します。あとはわって余りに注目します。余りが0のときは最後になります。「考えよう2」も商と余りから簡単に答が出ます。(3)ではまん中が何番目か正確に求められるようにして下さい。「考えよう3」も同様の考え方で解きます。何番目か求める際は、余りにあたる数は商の次の組に含まれることに注意しましょう。例えば商が8で余りが5となった場合、余りの5は8の次の9組目に含まれます。また数字の繰り返しの問題では、余りが何を意味しているか把握することも大切です。個数なのか数字そのものを足したものなのか確かめながら進めましょう。
「考えよう4」はカレンダーの問題です。基本的には7でわって何週間と何日か考えるだけです。月ごとの日数やうるう年が何年なのかを覚えておくことは受験算数では前提となってきています。「考えよう5」は、図で整理して繰り返しを見つけます。(1)では周期が終わった瞬間が次の周期の始まりなので、1秒プラスしないように注意して下さい。○×の表をかくとよく起きてしまうミスです。
「深めよう1」は38人のサイクルと8人の区切りが同時に終わった次の日なので、こちらは1日プラスしなければなりません。「深めよう2」は15でわった余りが繰り返されます。6個に区切った最後の数が15の倍数になることに注目してもよいでしょう。
今回からしばらく分数について学びます。
「考えよう1」は分数の意味の確認です。4年でもやっています。「考えよう2」では、真分数・仮分数・帯分数という3つの形式とその名前を覚えましょう。オプション理解の問4のように、この分類自体がテストでも問われることがあります。仮分数と帯分数の変換がスムーズにできるようになるまで、ここはしっかり練習量を確保して下さい。
「考えよう3」は同分母のたし算・ひき算です。4年で仕組みは学んでいるので帯分数同士の計算に慣れれば問題ないでしょう。学校や塾では帯分数のまま、たしたりひいたりする方法で教えていることは知っておいた方がよいでしょう。完全に仮分数にしてからひいて、最後に帯分数に戻すという方法では面倒になる場合があります。
「考えよう4」は約分とその逆の操作、倍分についてです。コツをつかめば難しくありません。今後は分数計算の最後に約分し忘れるとバツになります。これ以上簡単にならないか確認する習慣をつけましょう。上位生は問10、問11や、オプ活の問9〜13のような、約数・倍数がらみの問題にもチャレンジしてみましょう。
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