No.961 日能研5・4年生 第6回算数対策ポイント!

<算数 5年生 第6回>

 前回に引き続き、比の計算になります。連比や逆比といった、他の単元でも活用することの多い内容ですので、集中して取り組んでください。
 最初の「学びのとびら」にある、「もとの比を守る」は、前回の「比を簡単にする」の逆ともいえます。今回の演習を通じていつでも使えるようにしていきましょう。

【攻略ポイント】

 「考えよう1」「考えよう2」では連比について学習します。特に「考えよう2」の(2)では、もとになるのはどちらか(AはBの75%であれば、Bがもとになります)を間違えないよう注意しましょう。
 「考えよう3」は比例配分の文章題になります。まずはテキストの図にあるように、線分図を使って「比1あたり」を求められるようにすることが重要です。可能であれば分数倍で求める(たとえば2:3の3の方を求めるときに、5分の3をかける)ことが出来れば、計算のショートカットができます。
 「考えよう4」は逆比について考えます。次週以降の速さ・平均・水量などの計算で必ず使う非常に重要な考え方になります。
 2つ値の比の場合は、左右をとりかえるだけですむのでお子様も慣れればすぐできます。しかし、3つの値の比は単純な交換ではできないので、必ず147ページの例をふまえた上で、分数を使う方法を習得して「結果として2つの値の比のときはとりかえになる」ことを確認するようにしましょう。余裕があれば157ページ問5で理解を深めましょう。
 先週と引き続き、計算のやり方・考え方がメインとなる回です。テストでは本科テキスト152・153ページの問11・問12、156ページ問2の図形がからむ問題や、自分で式を立てさせる問題がよく出題されますので、これらの問題は取り組んでおきましょう。

<算数 4年生 第6回>

 前回に引き続き場合の数がテーマですが、今回は図形を使った場合の数をあつかいます。前回以上にどうすれば数え落としを防げるか、に気をつけながら演習を行うとよいでしょう。
 また、「場合の数だから、計算すればすぐ答えが出る!」という安易な発想にならないように、釘を刺しておくことも重要です。

【攻略ポイント】

 「学び1」では、頻出のぬり分け問題を、「学び2」では、正方形の個数(こすう)の調べ上げを、そして「学び3」では長方形のしきつめ方を、実際に行って確認します。
 100~102ページの問題について、まずは問1・2で色のぬり分け問題で「調べる→計算」の流れをつかむとよいでしょう。問4・問5は、似た問題が近年灘中で出題されたこともあります。ていねいな調べ上げが重要です。
 105ページの問6との違いを考えるとよいでしょう。105ページの問5・6は導入なしのていねいな調べ上げが必要な問題ですので、じっくり取り組むとよいでしょう。

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