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今回は「速さのグラフ」がテーマになります。前回練習した速さの計算を使い、まずはグラフを確実に読めるように、可能であれば自分でグラフをかけるように練習していきましょう。入試問題では速さとグラフを組み合わせた出題が頻出です。グラフから必要な情報を得る演習を今の段階から大事に進めることが、今後の速さの問題での得点力アップにつながります。
「考えよう1」はグラフの読み取り方を学びます。途中で速さが変わったり、止まったりすることでどのようにグラフが変化するかを読み取れるようにしていきましょう。グラフ上のどの点(座標)に着目することで、問題となっている値を求められるのかに注意しましょう。また、時速○kmから分速△mへの変換、といった速さの単位変換でミスがないように、式をていねいに立てるように気をつけてください。
「考えよう2」ではグラフの書き方を学びます。グラフを書くときには動きが変わるところ、つまり直線が折れ曲がるところに点を打つくせをつけるようにしていきましょう。将来的に自分でグラフをかいて考えるときにはマス目はないので、点の打ち方が重要になってきます。
「考えよう3」は平均の速さを求める問題です。絶対に速さを足して2で割らないにしましょう。平均の速さ×合計時間=合計距離の式を覚えておくとよいでしょう。291ページ問4で理由を考えることで、平均の速さの基本的成り立ちを考える、といった方法でもよいでしょう。
全体的に導入ということもあり、入試レベルの難度の問題は出てこないのでグラフの重要性は感じづらいかもしれません。ですが、近年トレンドの「2人の間の距離のグラフ」を始め、御三家を始めとした難関校受験者においては、実際に自分でグラフをかいて解けるようにすることは必須と言えます。
演習では276ページの問5で様々な動き方の読み取りを、277ページの問6では戻るグラフを学べる問題となっています。一度解いておくとよいでしょう。また、余裕があれば288ページの問8、289ページの問9を解いてみましょう。実際にグラフを自分でかいて解く問題です。
今回のテーマも前回に引き続き「線分図を使う」です。今回は倍数算・差集め算という2種類の計算において、線分図をどう使うかを学ぶ回になります。慣れるまではどちらの問題も解法がイメージしづらいものとなります。問題内容を正確にイメージできるようになるまでは、図をかいて内容を整理するという作業が必要です。
図をかいて解く、という基本が定着できるように練習を重ねましょう。
「学び1」で線分図を使った倍の表し方を、「学び2」で3種類以上の量を「もとにするもの」を統一させて表すことを習います。
ここで初めて、「もとにするもの」を①などの記号で置いて、他のものを表すことを学びます。必ず199ページの「やってみよう!」の演習を通して、記号を使えるようにしていきましょう。
「学び3」・「学び4」は差集め算になります。一組の差×組数=全体の差になることの徹底的な理解が目的になります。「学び4」の演習を通して、まずは「一組の差」の積み重ねが全体の差になることへの意識を高め、正確に式に表せるように進めましょう。なかなか理解が難しい場合は、202ページの図を、自分でもかいてみると視覚的にもイメージが固まります。
演習では、倍数算では204ページの問1、問2、差集め算では205ページの問4は確実にできるようにしておきたいところです。倍数算での①といった記号の使い方、差集め算での線分図のかき方をじっくり固めるようにしましょう。
また、207ページの問1、209ページの問5は倍数算・差集め算の典型題となっています。テストではこうした典型題を得点できるかどうかが、テスト全体の得点に大きく影響します。こちらもしっかり押さえておきましょう。
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