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過去問を解く際には、まず時間配分に細心の注意を払って下さい。前の問題に時間をかけ過ぎて、後の方の問題が白紙になってしまった。あるいは、いい加減に解いてしまった。ということが絶対にないように練習しましょう。
有効な対策を伝授します。過去問を解く際、そして、本番で「まずはじめに、大問ごとに解答する時刻を『何時何分〜何時何分』と記入してしまうのです。
例えば、試験時間が10時から50分間であるとして、大問が4題出され、[1]が漢字の読み、[2]が漢字の書き、[3]が論説文、[4]が小説文であるとします。その場合に、例えば、[1]10:00〜10:05 [2]10:05〜10:10 [3]10:10〜10:30 [4]10:30〜10:50と、問題冊子の問題番号の上に、はじめに記入してしまうのです。その上で、その時刻と時計とを見比べつつ、各大問を何とかその時刻に解き終えるように取り組むのです。そうやって問題と格闘することで、何とか本番で時間内に解き終えることができるようになってゆきます。
途中に難しい問題がある場合には、とりあえず飛ばして、後の問題のうちで易しいものはすべて解答を記入してしまって下さい。問題を飛ばした場合には、その後の問題の解答を記入する欄を間違わないように、細心の注意を払って下さい。1問飛ばした場合に、次の問題の解答を、飛ばした問題の解答欄に記入してしまうというミスが生じやすいので、気を付けて下さい。
そして、ケアレスミス防止のためには、小問1つの解答を記入するごとに、直後に1〜2秒で必ず見直すようにしましょう。例えば「問5をウと記入したつもりなのに、間違って問4の欄に記入していないだろうか?」、あるいは「ウと記入するつもりが、アだのエだのと記入していないだろうか?」、「誤字脱字はないだろうか?」など。
さらに、試験終了の1〜2分前には何とか全問の解答を記入し終えるように心掛けて、最後の1〜2分間で答案全体を読み直すとよいでしょう。
問題を解くスピードが遅い人は、敢えて本番よりも5分間短い時間内に、何とか解き終えるように練習するとよいです。厳しい条件を課すことで、「何とか速く解かなくては」という意識が強く働き、それがスピードアップにつながってゆきます。1度解いた過去問も、しばらく時間をおいた後で、本番の試験時間の半分で解いてみると大変有効で、スピードアップにも役立ちます。
「国語力の向上のために読書をする」、そして「中学入試に出題される可能性のある本を読んでおくとよい」ということがよく言われます。けれども、少なくとも入試直前の時期には、よほど子供さんに余裕がある場合でない限りは、読書をする必要まではない、と考えます。
例えば小説を1冊読み上げるのに、たいていの子供さんは多大な時間を要するものです。小さい時から読書好きで、小説1冊くらいなら、小学校の休み時間を利用して20分くらいで読み終えてしまう、というような例外を除けば、入試直前の時期には避けておいた方が無難です。そして、読書をするよりも、過去問の読解問題に取り組む方が、入試そのものに役立つことは明らかです。子供さんの心の成長に役立つ読書は、中学入試終了後に、いくらでも時間をかけて取り組むとよいでしょう。
そして、中学入試の国語の読解問題は、出典である本をあらかじめ全く読んでいなくても、問題文と問題自体を元にして、全問正解が出せるように作られています。問題に示された「出題者の要求」、及び、問題文の中の「解答の根拠」をつかむという、国語の読解問題に対する本来の取り組みこそが必要であり、大切なのです。
逆に、読んだことのある本から出題がなされた場合に、問題文には使われていない箇所を思い出して、強引にそれと結びつけて考えてしまい、かえって出題者の意図から外れたり、余計なことまで書いてしまわないように充分に気を付けて下さい。常に読解問題の最初に書かれている『次の文章を読んで』後の問に答えなさい。ということこそ出題者の要求なのです。
入試直前の時期になると、「小学校や塾を休んで、自分で勉強するのがよいのではないか?」と考える子供さんや保護者が出てきます。
まず小学校をお休みすることについては、「受験のために学校を休んでいる」ということで、学校の先生との間が険悪になったり、友達の間で浮いてしまったりする場合があります。そのために子供さんが入試直前の時期に嫌な思いをして、勉強をする意欲が下がってしまわないよう、充分に気を付けて下さい。子供さんによっては、小学校で友達と過ごすことで、受験のストレス解消になっていることもあります。うした点をよくよく踏まえた上で、小学校をお休みして勉強した方がよいか否か?を判断して下さい。
入試直前の時期は、本当に時間が足りないと強く感じます。そのため、小学校をお休みすれば、かなり多くの時間を勉強に使えることはたしかです。そこで、上記のようなマイナス面が生じない、あるいは、多少のマイナス面が生じても、なおプラス面の方が大きい場合には、小学校をお休みして勉強してもよいと思います。
では、塾をお休みして自分で勉強することはどうでしょうか?たしかに塾の授業は自分の志望校だけに合わせてくれているわけではありません。そこで、「塾をお休みして自分の志望校のための勉強をする方がいい」と考えるわけです。
けれども、その場合に、塾を休んだものの、結局、ダラダラと過ごしてしまった。ということが絶対にないようにして下さい。ダラダラとしてしまった場合には、「あぁ! この時間、皆は塾で勉強していたのに、自分はろくに勉強しなかった!」と、かえって焦ることになってしまい、当初の目的とは正反対の結果になってしまいます。
塾をお休みする場合には、塾の授業時間帯に、家庭教師の指導を受けたり、保護者が横に付いて過去問を解かせたり、というようにして、「子供さんが勉強以外の事で時間を過ごしてしまうことが絶対にない」という状況を確保して下さい。
入試直前の時期には、塾の先生も最重要ポイントをまとめたり、子供さんたちを励ましてモチベーションを上げたりしてくれます。又、いままで塾で一緒に勉強してきた仲間が頑張っている姿を見て、子供さんも勇気づけられたりもします。そうした点をも考慮した上で、上記のように自分の勉強が絶対に進む状況を確保できるのでしたら、入試直前の時期には、塾をお休みして自分で勉強することも、有効と思われます。
以上に述べましたことを参考に、これから入試本番まで、自分にとって一番良い過ごし方を考え、そして、実行して、合格の栄冠を手にして下さい!!
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